クマ取り整形手術は痛い?手術中の感想
手術では眼窩麻酔と笑気麻酔をされます。効きは個人差や技術的なこともあると思いますが、正直、手術中は「痛み」と「気色悪さ」がありました。
まず、右目からの手術でしたが、「痛み」はないものの、目の下の頬あたりをグリグリされてる感覚がハンパなく、「気色悪い感覚」がありました。でも、これは我慢できる範囲でした。
左目は「痛み」が酷かったです。目を閉じないように目の周り器具で押さえつけられる(自分では見えないのであくまで感覚ですが…)が、左目だけ麻酔が効いておらず、押される力が強すぎてずっと痛かったです。手術を止めるのが怖く何とか我慢したものの、激痛で我慢の限界でした。
しかし、切られた痛みなどは全くなく、その部分は麻酔が効いていたので、左側の笑気麻酔の効きが弱かったのだと思います。
手術も10分程度で終わりました。目の下に置かれたガーゼの上に摘出された脂肪が置いてありましたが、痛すぎて視界もぼやけ記憶もないので、どれくらい摘出されたのかは分かりませんでしたww
手術後の注意事項
手術後は目や周辺が腫れることが多く、術後案内にも1~2週間で腫れが次第に収まるとありました。私の場合、2日間は目がパンパンに腫れていました。同じ施術をされた多くの方も2~3日腫れが続いているようなので、「ダウンタイムなし」は、かなり稀だと思います。施術を受ける場合は、ダウンタイムのことも十分に考慮して実施しましょう。(土日休みの方は金曜施術がおすすめ)
また、数日間はしっかりとしたケアが重要で、特に、「目をこすらない」、「腫れのあるうちは血流のよくなること(運動、長湯、サウナなど)をしない」に注意してください。
なお、措置後に万が一のことがあれば、施術を受けたクリニックの医師のに相談しましょう。
手術後に処方されるもの
手術後は「痛み止め」と「抗生物質入りの目薬」が処方されます。痛み止めは痛みが出れば飲むように言われました。目薬は感染症を予防するためのものです。
手術後は目元や周囲の皮膚が外部からの細菌感染を受けやすい状態にあります。抗生物質の目薬は、術後の傷口が細菌に感染しないようにするために処方されるもので、なくなるまできちんと打ちました。
ちなみに、処方とは関係ありませんが、目の下に青色の油性ペンで脱脂する部分の目印を書かれましたが、術後も残っていました。帰りの電車で目の状態をインカメラで確認した時に気付いたので、とても恥ずかしい気持になったのを覚えています。
術後2日目、目が見えない!?これは手術失敗か…??
手術2日後、職場のトイレ内(大きい方)で、急に片目が見えなくなる現象が起こりました。すぐに手術失敗が頭をよぎり、人生終わったと思いながら鏡で自分の姿を確認しました。
そこに映るったのは、手術の際の傷口が開いて眼球に血が付着した自分の姿でした。
私は、この時初めて目に血が入ると視界が見えなくなることを知りました。ボクサーって大変…
私の場合は、当時、激しい便意と格闘中で息んだことが原因となって惨劇に見舞われたようです。
術後の注意事項にもありましたが、クマ取りは切開を伴う手術になるので、ウンチをするときは十分に注意しましょう。
目の下シワシワ…助けて…
術後に最も変化で気になったのは、2~3日後にやってきた目の下のシワの増加です。これは脂肪を取り除いたことによる皮膚の収縮で、一時的な現象になります。ヒアルロン酸などの注入による早期改善も可能ですが、ヒアルロン酸の入ったクリームでも十分にセルフケアできました。切ったところがモリモリ膨れてくる感覚があったので、継続ケアが必要な注射等は不要かと思います。
4~5日もすれば皮膚の収縮が収まり気にならないレベルになるので、心配は要りません。
あれ?白目の面積が増えた!?これが噂の三白眼
三白眼(さんぱくがん)は、瞳の周りに白目が多く見える状態です。通常は、瞳が目の中心にあり、上下左右に適度な白目が見えますが、三白眼の場合、特に上や下に多くの白目が目立つのが特徴です。
私の場合、瞳の下側に白目の面積が増えました。
三白眼の主な原因は「皮膚のたるみや腫れ」で、目の下の脂肪を取り除いたことで、目の下の皮膚が一時的に腫れたり、たるみが強調されることがあるようです。この影響で目が引っ張られるように見え、白目の露出が増えるそうです。
これ以外にも、手術で目の周りの筋肉や皮膚バランスが一時的に崩れ、瞳の位置が変わり、白目の部分がより目立つことがあるようです。徐々に回復していくものですが、回復期間中は目元が不自然に見えることがあります。腫れが引いて、目の下の皮膚が引き締まると、三白眼の印象は弱まります。
ほとんどの場合、術後の三白眼は一時的なもので、遅い人でも術後数週間から数か月で回復し、目元のバランスが整うようです。
しかし、術前にこのような説明がなかったので、施術を受けるならよく調べることが必要です。
ついにあの黒クマに変化が…
手術後、3日目くらいからクマの色が変化が訪れました。茶色が目立つようになり、少し心配になりましたが、これも術後の皮膚の状態による一時的なものです。
クマ取り手術が目元の皮膚や脂肪に対する外科的処置であるため、術後は一時的な炎症や腫れが発生します。この炎症が治まる過程で、皮膚に色素沈着が起こり、目の下に茶色いクマのような色が残ることがあるようで、これを「炎症後色素沈着」と呼ぶそうです。
単なる術後経過ですが、混合型でどうしようもなかった黒クマに変化しただけで、とても喜びを感じました。
茶クマが南下作成開始
茶クマですが、5日くらいすると、クマ下側の頬部分に移動していきます。これは皮膚の回復過程で起こることがある症状のようです。
脱脂した脂肪と皮膚が神経でつながっていることが要因で起こる症状のようです。施術でもグリグリされていると不快感を感じた場所に茶クマがお邪魔しに行ったようですね。
これは、よく見ないとわからないレベルですし、メイクで十分に隠せる範疇です。
こちらの症状も時間とともに改善されました。
クマ取り整形手術 受けてみた正直な感想
自分の子供の頃からの悩みのクマなので、精神衛生的な意味では受けてよかったと思っています。でも、クマがなくなったかというと…あります!!全然あるので、広告のように劇的な変化がありなくなって訳ではないので、正直、期待はずれでした。
ただし、睡眠時間などの健康状態によって、その日のクマのでき方が異なるようになりました。
以前のように、24時間年中無休で黒いクマが鎮座している状態は改善されました。その変化で得られる満足感は微々たるものですが、クマを見て体調を考えるようにはなりました。
ただし、手術をしてからもメイクを欠かすことはできませんし、メイク代と手術代を比べると圧倒的にメイクの方がコスパが良いというのか本音です。毎日の手間がなくなればと思い手術に踏み切りましたが、高い金額を払って得られるものは少なかったのが実情です。
それであれば高い保湿剤やコンシーラーを買った方がよかったと思っています。なので、正直、クマ取り整形手術はする必要がなかったです。注射などを定期的に打てばもう少し症状も改善するかもしれませんが、それでは手術を受けた意味がないと思っています。クリニックや施術内容で結果が変わったかもしれないので、あくまで個人的な感想です。このような手術はクマがあまり目立たない人や目の下の弛みが目立つ人が行えば、それなにり満足を得られる手術なのではないかと思います。
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